トランジスタな恋じゃない

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関ジャニ∞楽曲の音域を調べる〜丸山隆平編〜

今回はまるちゃんソロ曲の音域を調べてみたいと思います。調査ルールは過去記事のとおりです。 

 まずは曲を書き出すところから…と思い、ウィキペディア先生を参考にリストアップしました。

  • MAGIC WORD 〜僕なりの…〜
  • ワンシャン・ロンピン
  • kick

以上

うそっ…まるちゃんのソロ曲、少なすぎ…?なんとオリジナルのソロ曲は3曲しかありませんでした。他メンバーに比べると少ないですね…。これだけでは寂しいので、これまでテレビやコンサートでソロ曲として披露した事のある楽曲を、独断と偏見で選曲し追加することにしました。

当時のメモや記憶を元に起こしている曲もあり、もしかしたら間違っている箇所もあるかもしれませんが、こんな曲も歌ったんだね〜程度に見ていただけると幸いです。

●最低音と最高音

f:id:aspara99:20151015013355p:plain曲中のセリフ部分は判定外にしています。Go Now To The World の最低音はBメロに出てくる↓ミなんですけど、ここではまるちゃんが歌ったサビのみを対象にしました。

十祭でわたし鏡を歌うまるちゃんは高音部分が少し苦しそうに見えたので、やっぱりまるちゃんにとって、やすくんの曲はキーが高いんだなーと思ってました。ですが、今回の調査では自身のソロ曲であるMAGIC WORDが最も高い音程と判明し、予想を裏切る結果となりました。同じく最高音を含むネムオブは、転調後の大サビで最高音の「ラ」が何度も出てきます。どちらの曲も、後半の盛り上がる部分に最高音が出現するという点が共通しており興味深いです。

●音域

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「差」は最低音から最高音が何マス離れているかを表します。1マス=半音、12マス=1オクターブです。

わたし鏡の音域の広さが顕著に現れる結果となりました。十祭でのまるちゃんは幅広い音域が要求される曲を歌いこなしていたんですね~。初ソロ曲「お前がいる」は1オクターブにも満たない音域でしたが、その後さまざまな音域の曲に挑戦しているのが見て取れます。
どの曲の最高音も地声だったので、ソロ曲を元にしたまるちゃんの地声音域は「↓↓シ」~「ラ」となりました。

●高音域を歌うのが難しい曲は?

わたし鏡に苦戦しているように聞こえた理由はなんだろうと気になったので、少し脱線しますが、曲の難易度について違う視点から見てみます。最高音の高い上位4曲について

  1. 地声の限界付近であろう「ソ」~「ラ」の音に達する回数
  2. 最高音と直前の音との高低差

を比較してみました。(※歌唱部分のみ)

高音の出現頻度
  ソ# 難易度
name of love 20 0 5 35
わたし鏡 5 9 0 23
Kick 1 2 0 5
MAGIC WORD 〜僕なりの…〜 0 0 1 3

ソ~ラをそれぞれ1~3として重み付けし、難易度としました。

最高音出現フレーズでの高低差

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やはり高音が多い曲や、高低差の激しい曲ほど歌うのが難しいと感じそうです。わたし鏡は、まるちゃんの出せる音の限界付近で歌い上げる曲だったのかもしれません。キーを下げずに原曲のまま挑戦してくれたのがカッコイイです。 そして、個人的に大好きな曲のひとつであるname of loveは、楽曲の難易度的にも思い入れ的にもいつかもう一度聞きたいなという思いが更に強くなりました。

さいごに

最低音が↓ミ~↓ファ# となる曲が多かったですが、より低音が出てくるWho's foods?やわたし鏡の該当フレーズについてもそんなに出しにくそうな印象を受けなかったので、もっと低い音程の曲も歌えそうなのかなと感じています。関ジャニ∞やユニットの曲で、より低音を歌っている部分があるか検証してみたいです。

余談ですが、「ファ#」の音程で伸ばすまるちゃんのロングトーンが個人的に一番好きだと分かりました。MAGIC WORDでは「4・5・6 愛が止まらない」、ワンシャンでは「ギラギラ太陽 ほら見ている」のフレーズ最後の伸ばす部分、ハリのある響きが心地よく何度でも聴きたくなります。

今回調べたソロ曲についてはどれも高音域まで地声での発声だったので、今後はファルセットを使った色っぽいソロ曲*1を歌い、かっこよく魅せるステージも見てみたいなと思いました。

*1:昨今はパプリックイメージに沿ったハートフルな曲を歌うことが多いけど、greedyのようなジャジーでムーディーな曲をまた聞きたい!